ボンゴ

パーカッションが曲にあるだけで好きになってしまうかもしれない。あるミャージャンがファンクバンドのじゃがたらを評して、じゃがたらのあの女性のコーラスがあるだけで曲にグルーブが生まれるとかそんな事を言っていた。似た話でもないが、私にとってパーカッションはあるだけで曲にストーリー性が生まれる気がするので好きだ。体も自然に動いてくる。

 

だいぶ前に、好きが高じてボンゴを買った。手で叩くニコイチの小太鼓である。さながら1人カラオケのように、リズム感はさておいて、曲に合わせて二つの太鼓を叩き分け、ミュートをいれて叩いているとすごく気持ちがいい。日によって皮を強く張ってみたりもした。すごく楽しかったのだが叩きすぎてある日アパートの管理会社から苦情が来てしまい、その日以来叩いていない。mpcかなんか現代の機材でやれないこともないのだろうが、もうなんというかだるいので、憧れだけを持ち続けている。